昨日に続き、2022年カンヌ国際クリエイティブ祭のフィルム部門の作品をご紹介します。(ちなみに明日以降もしばらくはフィルム部門が続くと思います)
THE OFFICIAL TENNIS OF SIPSMITH GINは、通常「ウィンブルドン公式○○」というところを逆にするという発想で作られた非常にユニークなムービー。昨日のBEARSに続き、個人的に好きという理由でチョイスしていますが、発想力とアイデアのシンプルさには脱帽ですmm
―――――――――――――――――――――
■THE OFFICIAL TENNIS OF SIPSMITH GIN (1:00)
*下部にスクリプトの日本語訳も記載してますので、併せてご覧ください
■キーアイデア
シップスミスジンの公式テニス
■内容
初めてウィンブルドンの公式ジンパートナーなった酒類メーカー・シップスミスジン。そのことを祝し、「シップスミスジンの公式テニス・ウィンブルドン」と紹介するマスコットのMr.Swan。その後、芝や球出し機、審判台、雨、ファン、芝刈り機、鷹、ネット、役員に至るまで、ぜんぶ「シップスミスジン公式」であると伝えた。
■コメント
パートナーシップは本来、上下ではなく、対等であるべきですよね、うん。ユーモアの中に皮肉があって、ますます大好きです。
(スクリプトの日本語訳)
Mr.Swan:このたび、“シップスミスジンの公式テニス”としてウィンブルドンとパートナーシップ提携を発表できることを、とても光栄に思います。
女性:え?待って、それ逆ですよね。って、どこ行くんですか?
Mr.Swan:これは、シップスミスジン公式の手入れされた芝です。
女性:いえ、これはウィンブルドン公式の手入れされた芝です。
Mr.Swan:芝っておいしいですよね。
Mr.Swan:(球出し機を使いながら)これは、シップ、スミス、ジン、公式、の、球出し、機、です。
Mr.Swan:これは、ハンドメイドのシップスミスジン公式の審判台です。座ったことあります?私はあります。
女性:(ため息)
Mr.Swan:公式の雨。公式の超ファン。公式の芝刈り機。芝を私の顔そっくりに刈りました。
Mr.Swan:公式の鷹。
鷹:キー!
Mr.Swan:お静かに。
Mr.Swan:公式のネット。公式の役員(英語ではオフィシャル・オフィシャル)。意味わかります?
女性:まあ、わかります。
Mr.Swan:シップスミスジンの公式テニス・ウィンブルドン。
トランシーバーの声:アニー、Mr.Swanを役員に近づけないよう見張ってるか?
女性:もうなんて言っていいかわからないわ。
Mr.Swan:まあ、どうせ時間切れだしね。
Mr.Swan(オフナレ):このジンは、悪くないチョイス。
―――――――――――――――――――――
次回はフィルム部門の中から、もう少し真面目なものをご紹介できたらと思います◎



コメント